pepsikohei’s blog

三重の社会人2年目が気ままに日々の出来事や考えたことについて書いてます。よろしければどうぞ。料理・お酒・劇・本・生活など

アニメ「サイコパス」のセリフから読書について考えた

こんばんは、

劇団四季の劇を観てからというもの、

最近youtubeで何度も再生してセリフを覚え始めたpepsiです。

 

今週はPHYCO-PASSというアニメを観ていて、

あるセリフが印象に残ったので、書きます。

作品中にはこんな場面があります。

~以下抜粋~

槙島:本はね、ただ文字を読むんじゃない。

自分の感覚を調整するためのツールでもある。

チェ:調整?

槙島:調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある。

そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える。
調子が悪い時でもスラスラと内容が入ってくる本もある。

何故そうなのか考える
精神的な調律?チューニングみたいなものかな。

調律する際大事なのは、紙に指で触れている感覚や、本をペラペラめくった時、

瞬間的に脳の神経を刺激するものだ。

~以上抜粋~

読書について「調律」と言っているんですよね。

この感覚、面白いと思いました。

今まで私は読書は何か知識を得るもの、知らない考え方を知るものとして

考えていました。

「調律」

この言葉に感じたのは二つの意味合いです。

・一つ目は、自分の頭の中で読書の邪魔になっている因子を見つけることで、

気になっていることや不安なことを明確にできること。

→今、自分が潜在的に気にかかっていることを明らかに。

 

・もう一つは本の内容に対して自分がどう受け取っているのかを知ることで、

自分の考え方や価値観がわかり自分が見えてくること。

→著者の価値観・考え方が自分にとって合っているか、合っていないか。どちらにせよ、なぜそう感じるのかを考えることで、自分が見えてくる。

 

どちらにせよ、自分を見つめることにつながります。

正直、この視点はなかった。

読書をすることで自分のことを知ることになるっていうのは納得と同時に衝撃でした。

 

槙島のこのセリフの後で、

相棒のチェは「あなたと話していると僕の今までの人生、

損をしていた気になる」というようなことを言っていますが、

自分もまさしくそう思ってしまいました。

 

この視点で読書したことはなかったからです。

本と向き合っているようでいて、実は自分とも向き合っている。

今までの読書でもそれを意識できていたらと思うと。。

 

まぁでも今からの読書を変えていけばいいですかね。

新しい気持ちで本が読めると考えるとそれはそれでわくわくしますし。

 

今週、久しぶりに紙の本を読もうかな。

 

それではまた。

劇団四季の動画を観ていて、あの物語が伝えたいことが何なのかを

いくつか考えたので、また今度記事に起こしてみます。